マイホームという高い買い物をして後悔しないためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。これから購入をお考えの方に気の付く注意点を書いておきます。

先ず、購入された方々が購入後に良かったと感じられたポイントになります。逆を言えばここがチェックポイントになるのかもしれません。

① 間取り・部屋数が丁度良かった　
② 住宅の広さが十分だった　
③ 住宅のデザインが気に入った　
④ キッチンの設備・広さが十分だった　
⑤ 災害時の安全性が高かった　
⑥ 浴室の設備・広さが十分だった　
⑦ 高断熱・高気密住宅　
⑧ 高齢者への配慮ができていた

などが挙がっています。

特に間取りや広さで失敗しないためには、住み始めよりも5年10年先の生活をイメージすることも大切になってきます。どういった家具を置く予定なのか、どの部屋が誰の部屋になるのか、どのように使うのかなどです。今必要な部屋数も大切、10年後子供がどうなっているのかをイメージするのもまた大切な検討材料になります。イメージしにくい場合は部屋数+1部屋と考えることで、将来家族構成が変わっても対応できますし、収納が少ない場合はクローゼットとしても使えます。

また購入前は希望の土地面積・家のデザイン・価格などで悩まれる方がほとんどですが、購入する家を探す場合はまず候補地をある程度絞るようにしましょう。

物件の価格が安くなるからと最寄り駅から、また職場や学校から遠く離れた場所の物件を購入することは長い目でみてあまりおすすめできないと感じます。通勤や通学は毎日のことです。もしも災害時には少しでも家から近いほうが安心です。それにせっかく新しい家を購入する中であまり都市部からアクセスの悪い土地を選んでしまうと、万が一売却の必要が出た場合には時間や手間がかかってしまう恐れもあります。

これから新しい生活が始まるマイホーム選び、土地の大きさ・家のデザイン・最寄り駅・学校区・利便性・価格いろんな角度で悩まれると思います。実際すべての希望に添うような物件はなかなか出合いにくいのも事実です。人気の物件はやはりすぐに買い手がついてしまいますし、あれやこれやと悩んでいるうちに良かった物件が売れてしまったということも少なくありません。

優先順位をしっかり決めていくことで、購入の決断をしやすくなると思います。一度ゆずれない順番をだしてみるのもいいかもしれません。